最高の相棒になってくれるスネアドラム “Ludwig402”

最高の相棒になってくれるスネアドラム “Ludwig402”
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Ludwig LM402 Supraphonic

 

ロック系のドラマーなら1度は耳にした事があるのではないでしょうか?

スネアドラムの王道 “ラディック LM402 スープラフォニック”

 

 

一言で例えるなら “モテるデブ”

聞き上手な彼は、女の子を話をしっかり聞き、望んでる事を汲みとります。
そして、その望んでいる事を提供・表現出来るポテンシャルもあわせもっている。

見た目も深胴なので、ファットでキャッチーですよね。
包容力からか、一緒にいて安心感を覚えます。

そんなやつです。

 

 

 

前置きはせておき、Led Zeppelinのジョン・ボーナムが愛用していた事で有名ですね。
ジョン・ボーナムとともに70年代ロックシーンで大活躍していたスネアドラムです。

 


Led Zeppelin – Immigrant Song (Live 1972)

 

そんな背景があってか、現行版もありますが、70年代のヴィンテージ402は高値で取引されています。
ビンテージで良い状態のものと出会えたらラッキーなので、ちょっと叩かせてもらってもいいかと思いますよ。

 

 

スペック

名前: LM402 Supraphonic(スープラフォニック)
種類: スネアドラム
ブランド: Ludwig(ラディック)
サイズ: 14 × 6.5インチの深胴モデル
シェル: ラディアロイ(下記で説明)
テンション: 10テンション(ヘッドまわりのチューニングネジの事)

 

ラディアロイとは
ラディアロイとは、LUDWIG社が開発したシェルの名前。

素材は、アルミのクロームメッキシェル。

素材はずっと企業秘密でしたが、2010年以降、LUDWIG社自ら公表。
音にどんな影響があるかは下の項目で説明します。

アルミベースなので軽くて持ち運びに便利です。

 

 

どんな音がするか

402はいろんな表情が作れるスネアです。

アルミベースのシェル特有の軽快さとキレがあり、カラッとした明るい音を作れます。
深胴ならではの芯の太さ、ふくよかさもあるので温かみのある音や、重厚な音も作れます。
ピッチをあげても音が痩せる感じはありません。

また、メッキ塗装のおかげか上品さも感じます。

 

そしてオープンリムショットの音が本当に気持ちが良いです。
抜けの良さをぜひ体感して頂きたい。

スコーン!と抜けます。

このオープンリムのおかげで、目立たせたい時は思いきり前に出る事も出来ます。

 

振幅がとにかく広い印象です。
素直な音のスネアなので、どんなジャンルでも使えるのではないでしょうか。

 

 

Ludwigというブランド

アメリカの老舗ドラムメーカー。
1909年、シカゴにてパーカッショニストであるTheo&William Ludwig兄弟により設立。
当時の音楽界におけるニーズに応え多くの打楽器製品の開発を行い現代のドラムセットの基礎を造り上げました。

ビートルズのリンゴスターやレッドツェッペリンのジョンボーナムが愛用したことでも有名。
代表的なスネアのシリーズは、スープラフォニック、ブラックビューティー、クラシックメイプルなど。

他にも、バディ・リッチや、スティーブ・ガットが使用していたのも有名ですね。
ちなみにスティーブ・ガットは400を使用。

 

 

 

自分の402の年代を調べてみた

 

かくいう私も402の使用者の1人。
ただ自分のスネアの年代をしっかり分かっていなかったので調べてみました。

 

下記は年代を調べるあたっての判断材料

・ロゴのデザイン
・ラディアロイのシール
・ミュートノブ
・シリアルナンバー

 

ロゴのデザイン

上の写真は私のスネアのロゴ。

 

Ludwigは年代でロゴデザインが変わっています。
私のは “ブルー&オリーブ・バッジ(上記写真のもの)”

 

ブルー&オリーブ・バッジは1969~89年と幅広いです。
ただ79年に、ロゴ右上と左下のとんがりが部分が丸くなるので、私のスネアは69~79年代のどこかに当てはまります。

 

 

ラディアロイの青丸ステッカー

この青いステッカーは、『LUDALLOY(ラディアロイ)を使っていますよ。』 というステッカー。
シェルの内側に貼ってあります。

ちなみにラディアロイとは、LUDWIG社が開発したシェルの名前。

このステッカーが貼ってあれば、70年代後期モデル。
逆に、ステッカーがなく、スタンプが押してあれば70年代前期との事。

 

 

ミュートノブの場所

写真が分かりずらいと思いますが、402にはミュートがついています。すごい便利。

写真右のネジが上についてれば70年代後期。下なら前期。

私のは上なので後期ですね。

 

 

シリアルナンバー

ロゴマークの下にうっすら記載されているシリアルナンバー。(ロゴの写真参考)

私のシリアルナンバーは “1731631”

 

お世話になっている楽器屋の店長に、シリアルナンバー表を教えてもらいました。

1969年 765xxx – 834xxx
1970年 なし
1971年 835xxx – 895xxx
1972年 896xxx – 916xxx
1976年 917xxx – 1290xxx
1978年 xxxxxxx
1979年 xxxxxxx – 2013537

 

『これを見たら分かるやん!』 ってなりましたが、あくまで参考までにとの事。
70年代はなぜか打刻が無かったり、打刻自体いい加減なものも多いようです。

とりあえず番号的には78~89年かな?

 

 

調査結果

“おそらく78~89年” という事にしました。
ざっくりですみません、、、

稀ですが、シリアルが記載されているロゴバッジ自体が別のスネアから移植されてる事もあります。
なので悔しいですが断定できないのが現状です。

ただ、ラディアロイのステッカーや、ミュートノブなどでざっくりは判断できたかと思います。

自分の機材の事が少しでも分かって、なんだが嬉しいです。

 

 

 

まとめ

 

1つ確実に言える事は、、、

 

 

人生の先輩だと言う事!

私より全然年上ー!

 

 

いろんな方に使用されて、今わたしの所に来たと思うとなんだか不思議な気分です。
どんな方が使って、どんなステージで、どんなパフォーマンスをしていたのかと考えるとわくわくします。

ビンテージの良さですね。歴史ありや。

 

 

購入したお店の店長さんの話によると、部品もだいだい当時のままとおっしゃっていました。
状態がとても綺麗だったので、大切に使われてきたのが分かります。(もちろん店長さんのメンテナンスのおかげもありますが)

 

自分の機材を知る事で、音の聴こえ方、気持ちの入り方が変わる気がするのはな私だけでしょうか?
機材の特製や、背景を知る事もグルーヴや、演奏に深みを出す1つの要因になるとかと思います。

 

次回の練習が楽しみです。

 

 

 

おわり

 

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